点字の豆知識

11月1日は「点字の日」!

点字は1887年(明治20年)日本へ入りました。東京盲唖学校長の小西信八が、ローマ字表記の日本語を点字にしました。
1890年(明治23年)石川倉次が五十音に合う「日本点字」を考案・日本が正式に日本点字を採用します。採用された11月1日は「点字の日」となっています。

時期場所出来事点字1字分に使用する記号
以前各地紙や板に文字そのものを浮き出させる、ひもの結び目で文字を表すなど(速く読むことや、視覚障害者自身で記述することが難しい)
1670年イタリアフランチェスコ・ラナ・デ・テルツィが、点字を発案3点以内の点+3本以内の線
1820年フランス士官のバルビエが、暗闇の中でも伝令を伝える方法として開発12点以内の点
1825年フランス全盲のルイ・ブライユが、バルビエの点字を改良6点以内の点(現在と同じ)
1837年フランスルイ・ブライユの点字が最終的に完成6点以内の点(現在と同じ)
1854年フランスフランスが正式にルイ・ブライユの点字を採用(ルイ・ブライユの没2年後)6点以内の点(現在と同じ)
1887年日本(明治20年)点字が日本へ入る(東京盲唖学校長の小西信八が、ローマ字表記の日本語を点字にする)6点以内の点(現在と同じ)
1890年日本(明治23年)石川倉次が五十音に合う「日本点字」を考案・日本が正式に日本点字を採用(採用された11月1日は「点字の日」となっています)6点以内の点(現在と同じ)

「点字を書く道具(主に用紙へ書く手段)」

様々な特徴を持つ道具!

弊社ではサインを製作しているため、主にコンピューターでデータを作成し、エッチングやUV印刷で点字を浮き出させています!詳細は「製品一覧」をぜひご参照ください!
ⒶⒺは仮設用・校正用として弊社でも使用しております。

道具使用方法・特徴
Ⓐ点字板(点字器)・点筆点字板に用紙をはさみ、点筆(針のようなもの)で上から点字を打ち込みます。看板など短い文に向いています。
Ⓑ点字タイプライター最近はあまり使われていませんが、点字プリンターの登場まで活躍していました。手元で打ち込むので速く書けます。
Ⓒ点字製版機(手動式)最近はあまり使われていませんが、点字プリンターの登場まで活躍していました。大量印刷用の原版を作ります。
Ⓓ点字プリンターコンピューターからデータを読み込めるので、大量印刷に適しています。
Ⓔ立体コピー機原稿の黒い部分を熱で凸印刷できます。点字だけでなく図も素早く印刷できます。

「身の回りの製品にも、点字があります!(メーカーによる)」

日常の様々なものや場所にある点字!

ブライユでは、駅構内・公園・エレベーター・自動販売機等、様々な場所の点字サインを製作しています! 詳細は「施工実績」をぜひご参照ください!
点字ではありませんが、サランラップの箱側面の「Ⓦ」の浮き出し文字、シャンプー側面の複数の突起(リンスとの区別のため)、牛乳パック上部の半円駅の切り欠き、コンピューターのキーボードの「F」「J」の突起も、視覚障害者への配慮です。

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